Three Card Poker(スリーカードポーカー)は、ディーラーと 1 対 1 で 3 枚の手を比べるカジノの卓のゲーム。ほかの客とは勝負しない。
Q-6-4 以上なら Play、それより下なら Fold。この基準は Pair Plus の配当表に関係なく、最善のプレイになる。
1 ハンドの流れ
- Ante を置く。Pair Plus などのサイドベットは任意
- 自分とディーラーに 3 枚ずつ伏せて配られる
- 自分の 3 枚を見て、Play(Ante と同じ額を足す)か Fold(降りて Ante を失う)を選ぶ
- ディーラーが 3 枚を開く。Q ハイ以上ならクオリファイ(勝負が成立)して、手を比べる
| ディーラー | Ante | Play |
|---|---|---|
| クオリファイしない(J ハイ以下) | 1:1 で勝ち | 戻る |
| クオリファイして、自分が上 | 1:1 で勝ち | 1:1 で勝ち |
| クオリファイして、ディーラーが上 | 負け | 負け |
| クオリファイして、同じ | 戻る | 戻る |
3 枚の役は、5 枚のポーカーと順番が違う。ストレートがフラッシュより上で、スリーカードがストレートより上。3 枚ではフラッシュの方が出やすいから(1,096 通り対 720 通り)。
ルールの細かい説明は、ルールのガイドの「Three Card Poker」にある。
Play か Fold の決め方
比べ方は 3 段。
- ペア以上の役があれば Play(フラッシュ・ストレートも含む)
- 一番上が A か K なら Play。J 以下なら Fold
- 一番上が Q なら、2 枚目を 6 と比べる。7 以上なら Play、5 以下なら Fold。6 なら 3 枚目を 4 と比べる(4 以上なら Play)
| 3 枚 | 判断 |
|---|---|
| ペア以上 | Play |
| 一番上が A か K | Play |
| 一番上が J 以下 | Fold |
| Q-7-2 | Play |
| Q-6-4 | Play |
| Q-6-3 | Fold |
| Q-5-4 | Fold |
なぜ Q-6-4 か
Fold すると Ante 1 を必ず失う。Play して失う額の平均が 1 より小さければ、Play の方が損が小さい。
- ディーラーがクオリファイしないと、Play した手の Ante が勝つ。これが Play の一番の利点
- ディーラーがクオリファイすると、弱い手は Ante と Play の 2 を失う
| 手 | Play の平均の収支(Ante 1 あたり) | Fold |
|---|---|---|
| Q-6-4 | −0.993 | −1 |
| Q-6-3 | −1.003 | −1 |
Q-6-4 は Play の方がわずかに損が小さく、Q-6-3 は Fold の方が小さい。
境目のすぐ上とすぐ下では、差は 0.01 に満たない。大きく損をするのは、J ハイ以下で Play する間違いと、ペア以上で Fold する間違い。
基準どおりでもハウスエッジは 0 にならない
ハウスエッジは、賭けた額に対する店の取り分(平均)。
| プレイの仕方 | ハウスエッジ(Ante あたり) |
|---|---|
| Q-6-4 以上で Play | 3.37% |
| ディーラーを真似る(Q ハイ以上で Play) | 3.45% |
| 全部 Play | 7.65% |
例。Ante 10 で 100 ハンドプレイすると、Ante の総額は 1,000。平均の損は 33.7。
Play の分も含めた賭け金の総額あたり(element of risk)では 2.01%。
3.37% は、Ante Bonus(Play した手がストレート以上なら、ディーラーの手に関係なく払われる配当)が ストレートフラッシュ 5・スリーカード 4・ストレート 1 の卓の値。5-3-1 の卓なら 3.61%、4-3-1 なら 3.83%。どの表でも Q-6-4 の基準は同じ。
Pair Plus は配当表で損の大きさが変わる
Pair Plus は、自分の 3 枚の役だけで払われるサイドベット。ディーラーの手は関係ない。判断が無いので、Play か Fold の基準は変わらない。
Ante と Pair Plus の両方を置いて Fold すると、Pair Plus も失う。ただし Q-6-4 未満の手に役はないので、基準どおり Fold して Pair Plus の払いを逃すことはない。
配当表は店によって違う。
| 役 | 40-30-6-4-1 | 40-25-5-4-1 | 40-30-6-3-1 |
|---|---|---|---|
| ストレートフラッシュ | 40 | 40 | 40 |
| スリーカード | 30 | 25 | 30 |
| ストレート | 6 | 5 | 6 |
| フラッシュ | 4 | 4 | 3 |
| ペア | 1 | 1 | 1 |
| ハウスエッジ | 2.32% | 6.75% | 7.28% |
見るところは、スリーカード・ストレート・フラッシュの欄。30・6・4 なら 2.32%、25・5・4 なら 6.75%、30・6・3 なら 7.28%。表は店によって違い、40-25-5-4-1 の卓も多い。
例。Pair Plus に 10 を賭けると、1 ハンドの平均の損は 40-30-6-4-1 の卓で 0.23、40-25-5-4-1 の卓で 0.68、40-30-6-3-1 の卓で 0.73。
6-Card Bonus(自分の 3 枚とディーラーの 3 枚の 6 枚で作る 5 枚の役で払われるサイドベット)は、Fold しても残る。ハウスエッジは配当表によって 8.56〜15.28% で、Ante と Play の 3.37% より大きい。
よくある間違い
- J ハイで Play。ディーラーがクオリファイしたら必ず負ける。Fold
- Q ハイをまとめて Play。Q-5-x と Q-6-3 以下は Fold
- Pair Plus があるからと Play の基準を変える。Pair Plus は自分の役だけで決まるので、基準は変わらない
アプリで練習する
Casino Edge の Table の Three Card Poker では、卓でプレイしながら、Play か Fold の判断ごとに判定と両方の EV が出る。トレーニングの「Play か Fold」では、Q-6-4 の前後の手を多めに出題する。Pair Plus の配当表は、ゲームのメニューで選べる。